こんにちは、buhihiです。
今回は、初心者必見!一人でも養豚が出来るようになる必読書を3冊ご紹介します。
最初に読んで欲しい本は、「わかりやすい養豚場実用ハンドブック」と「豚の生理と生産性」の2冊です。
これらの本は、働き始めた養豚場の本棚に置いてあって、筆問筆答形式でわかりやすく書かれており、とても勉強になりました。現場でも役に立つ情報が豊富に含まれているため、家でも読み返したいと思い、実際に購入した本です。
どの章にも写真や図が多く採用されており、大変分かりやすい構成になっています。すぐに役立つ情報が満載で、知識を深める事ができるため、まさに養豚の教科書と言えます。
養豚業を始める際には、まず豚の基本的な行動原理を理解することが重要です。豚は多様な行動レパートリーを持ち、それらを理解することが飼育管理に役立ちます。
第2章では、繁殖豚や子豚の育て方を詳しく解説し、ステージごとの管理ポイントを紹介しています。第3章、第4章では、経営者視点からの豚の管理や、肉の品質、餌の栄養素、繁殖生理と経営収益の関係について詳しく書かれています。
「わかりやすい養豚場実用ハンドブック」は、飼養方法の細部まで網羅しており、初心者にも理解しやすい内容です。また、「豚の生理と生産性」と合わせて読むことで、豚の体内構造や適切な環境管理について深く学べます。
こちらの本も、母豚の生理に関する情報が豊富で、写真や図解を用いて詳しく説明されています。
分娩前から分娩後の母豚の管理や、哺乳子豚の管理もしっかり書かれているので、安心です。説明が心強いですし、何度も読み返すと新しい気づきがありますね。「豚の生理と生産性」は母豚についての教科書と言えます。
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興味がありましたら、ぜひチェックしてみてください。
3冊目は、「豚の行動学~ヒトとブタをつなぐアニマルウェルフェア~」
私が養豚場で働いていた時に、ネットで出会った一冊になります。この本に出合った時、まさに目から鱗が落ちた思いでした。
豚をこんなふうに見ている人がいるのかと驚き、今まで豚の行動をまともに見れていなかった事を、とても恥ずかしく思いました。
どの章のお話も興味深く、とても勉強になり読み進めるたびに成長していきます。現在ではこの本は、私の養豚のバイブルとなっています。最初に紹介した本2冊と共に、ぜひ手に取っていただきたい本になります。
「豚の行動学~」の本のリンクはこちらです→https://www.keiran-niku.co.jp/080519.html
興味がありましたら、ぜひチェックをしてみてください。豚を育てる方にとって必読書になるはずです。
訳者の「答えは現場にある」という言葉に心をひきつけられ、読み終えた時には豚の行動のバリエーションに気付けるようになります。
豚舎でしか働いたことがない方や、豚の行動学に興味のある方にぜひお薦めします。
今日もここまで読んでいただき、感謝です。