二年目で失敗することもある、それは当たり前だ!

「養豚農家の挑戦、失敗から学ぶ成長」

まず、一年目で出来てしまった事も

なぜ、同じように出来ないのかと悩みます。

養豚農家の道のりは、決して平坦ではありません。私の経験を通じて一頭一頭の豚さんとの向きあい方について知っていただければと思います。

buhihi

人間だって一人ひとりが違うように、コピーのように同じ成長は望めない。
最初の年、予想以上に豚さんを順調に育てる事が出来ましたが、二年目は同じように育たない事に戸惑うことになりました。
そんな当たり前のことを、身をもって学んだんです。

二年目の豚さんは、驚くべき速さで成長しました。

7ヵ月と2週間は出荷まで日数が必要なところを7ヵ月も経たない手前のところで達成しました。

6回目となる出荷サイクルで、今回の予想外の事が起こりました。

buhihi

しかし、早すぎる成長は必ずしも良いとは限りません。肉質への影響を懸念して従来通り7ヵ月と2週間まで待って出荷する事にしたんです。

結果は期待に反するものでした!

わずか数頭を育てる中で、1頭でも失敗することの重圧は想像以上です。

「なぜ、最後まできちんと育てる事ができなかったんだ」と自責の念に苦しみます。

buhihi

3年目は、飼養期間ではなく出荷体重120kg手前ですると決めます。
もう悲しみたくないです。最後まできちんと育てる事を誓います。

養豚は単なる仕事ではなく、生き物と向き合い、一緒に学び成長していくものです。

失敗はしたくないけど、恐れず一つ一つ経験を糧にしていきます。

久しぶりのブログとなりました、

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

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この記事を書いた人

養豚評論家。
佐渡島という地域の課題解決と持続可能な畜産業の実現を目指し、放牧養豚に挑戦しています。

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